海外の緑化事情

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第10回 ニューヨークの緑化事情

究極の産地直送を実現するNYCの屋上緑化

前回に引き続き、NYC(New York City)の緑化事情です。

ニューヨークと聞くとなんかわくわくする気がします。世界経済の最先端。観光としても、自由の女神、タイムズスクエア、エンパイアステートビル、セントラルパーク等など。最近ではトランプタワーが有名ですね。

ファッションにしてもNYファッション。ヨーロッパとは違ったファッション。ブランドはTIFFANYとほんとおしゃれ感があります。

レストランもおしゃれ感があります。ことある毎に映画やドラマの舞台となるので、そういったイメージが付いてしまっているのかもしれません。

そのNYCの屋上では一風変わった緑化が始まっています。

屋上菜園です。高級グルメスーパーの屋上に1,200坪ものビニールハウスを設け、野菜を菜園しているのです。産地直送。屋上で生産した野菜を1階の店舗で販売するのです。究極の産地直送です。

ニューヨークの人々は、グルメな人が多くベジタリアンも多い。ベジタリアンでなくても野菜を食べお米でさえヘルシーな野菜として食べられているそうです。

その為に上から下ですので、移動時間も皆無ですので、これ以上の新鮮さはありません。

そしてもう一つ。屋上緑化としての効能。ヒートアイランド現象の緩和です。NYといえども気温の上昇は喫緊の課題でしょう。さらに、もう一つ注目すべき効能は、産地直送。つまり上から下なので輸送に伴うコストが掛からないと書きましたが、つまりトラックなどの輸送が必要ない。つまり、それらの排出する熱量をカットすることが出来るのです。

また高さにも寄りますが、屋上は害虫の影響も受けにくいという利点もあります。そうなると苦労が少なく無農薬野菜も実現できるのです。

一石二鳥も三鳥にもなるのです。

もっとも屋上菜園と言っても簡単にはできません。まず万国共通でしょうが、ビルを建造した際には、屋上に水分を含んだ土を何トンも敷設するなど検討されていません。

もとが土壌ではないので、農業学的技術の課題もたくさん有るでしょう。まだまだ始まったばかりのようですが、非常に面白くて有意義な試みではないでしょうか。

NYのレストランへ産直新鮮野菜を食べに行く。というのが新たな観光名所になる日が来るのかもしれません。


世界一の街とも言えるニューヨーク。
まだまだ続きがございますので、続きは次回に繰り越させて頂きます。

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