海外の緑化事情

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第2回 ドイツの緑化事情

ドイツは屋上緑化の分野でも環境先進国とも呼ばれています

ドイツでは1960年代から屋上緑化が普及し始めました。1975年には、屋上緑化の技術的なガイドライン(FLL)を作成し、1983年〜90年代に首都のベルリンは屋上緑化推進の為に薄層緑化を対象に助成金費用の50%を交付する制度が作成されました。

 

現在ドイツでの屋上緑化は毎年1000万u続増えていると言われています。これは日本の50〜60万u/年に比べて20倍にも相当する量です。 屋上緑化のみならず壁面の緑化も普及しています。

 

現在のドイツ屋上緑化市場は成熟期を迎えています。 ドイツで緑化が普及している大きな理由として助成金制度。そして間接的には自治体で屋上緑化の義務を課しているのが大きいと思われます。

 

1983年〜90年代、首都ベルリンでは屋上緑化推進の為に薄層緑化を対象として助成金費用の50%を交付しました。自然の緑が破壊されるのを補うために条例により屋上緑化が義務付けられている地域もあります。 例えば、ドイツでは緑地を削って何かを建てる場合、建築法により失われる分の緑地を別に補完しなければならないです。

 

補完の仕方は自由で、やはり屋上緑化という選択肢が第一に来ます。 一例としては体育館を建設する際に、ライン川平野の緑地が失われた分を、屋上にセダム類を植えることで補填しています。 ドイツ都市部の高層ビルの中心から下を眺めると、確かにたくさんビルの屋上緑化が設置されています

 

。しかし、その屋上緑化をよく見ると、決して綺麗なものではなく、ところどころ緑がはげて、雑草のような荒地の様でもあります。 実はドイツの屋上緑化に期待される主な効果としては、景観ではなくて主に大雨の際、一度に大量の雨水が河川に流入することを避けるための貯留層を作ることです。

 

その原因はドイツでは下水のインフラの整備が整っていず、公共下水道の容量が大雨など集中豪雨に対応できない為です。 日本では下水のインフラがかなり進んでおり、雨が降ると貯留槽へ雨水をためて、河には直接流れ込まない仕組みなっていますが、ドイツではそういった設備がなく、一旦緑化の土部分に水をためる、つまりスポンジのような役目を緑化で担っているのです。

 

その為にドイツの緑化は、あまりデザイン性、メンテナンスの面を重視せずに乾燥に強く枯渇しにくいセダムを主体とした薄層屋上緑化が多く見られます。 一方、日本ではヒートアイランド現象の緩和や、環境問題の取り組みを重視した屋上緑化となっています。

 

日本の薄層屋上緑化は、1996年にドイツからセダムを用いた緑化技術の導入をしたのが本格的な始まりと言われています。 色んな現状と初期コストや維持管理面の問題が未だ大きく、日本での屋上緑化普及はドイツに比べて遅れをとっています。

 

しかし、地球温暖化、ヒートアイランドなど環境問題が深刻になっていくなかで緑化の重要性は否めません。日本は国土が狭い分、屋上に緑化を設置すると言うことは、重要なテーマです。

 

緑化法で敷地の何パーセントを緑化にするというだけではなく、自然の緑が破壊されるのを補うための条例を整備することにより、さらなる面積の屋上緑化が義務付けられることになれば、直接的な目的は違うものの、緑化先進国「日本」が誕生するかもしれません。

 

 

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